タイラバの色について

ネクタイ

タイラバと言う釣り方において重要とされる三つのポイントの一つがタイラバのカラーローテーション。

これは、その日、その時間帯のあたりカラーを見つけるために、当たりが出るまでは色を変えてみようということ。

しかし、ここで疑問。

果たして、鯛は色を識別できるのかということ。

人間の眼は赤、青、緑という3波長に反応するが、魚の眼は人間が知覚できない紫外線を含めた4波長に反応する

といった研究結果もあります。しかし、もし色の識別ができるとしても水深が30m以上もあるような海の中です。

一般に色の波長は水中では、水深6m以上で赤が消え、10m以上でオレンジが消える。そして20m以上になると黄色、緑、青が消え、30m以上では シルエットでしか物体を判別できなくなるといわれます。

これは人間の目を基準としたことでしょうが、魚類の色覚の神秘はまだまだなぞが多いとか(⇒参考)。ただ、かなり高度な色覚を持っていると思えますから、明暗、わずかな濃淡、反射光などを識別している可能性はありますね。

それに、側線などで水流の変化を感じる能力を持っており、何せ餌となるものを識別し捕食しているわけですからいろいろと考えさせられるわけです。

鯛が餌であると認識する要素として、動き(水流)、形状、大きさ、匂い、色など様々なものがあるのでしょうが、その色が、私達人間が、赤、オレンジ、青、ピンクなどという違いなのか、濃淡のようなものなのかは今のところ知ることはできないのです。

ですから、釣り具メーカーのテスターさんたちが、様々なテストで得たデータから作り出された商品が次々と市場に投入されてくるわけでしょう。

また、漁師さんたちは毎日海に出て鯛を狙い、経験からこの季節、この場所では鯛が餌にしているものをえさとして使ったり、その餌に似せた疑似餌を用いて鯛を釣っているわけですから、その知識も参考になるわけです。

こういったことを知れば知るほど、色を絞り込むことは難しく、悩ましいものとなります。

私は、鯛は色盲では無いかもしれないが、海底では色の識別より海の色とのコントラストが優先するのではないかと考えています。

ですから、光量が少ないマズメ時や曇天、濁りのあるときは暗い中でもよりコントラストがはっ着ると出る薄い色、日が高くなり光量が多くなったり澄み潮のときは、コントラストがはっきりと出る濃い色というように考えています。

要はそのときの鯛がいるだろう海の中の周囲と異なる色調を意識しているわけです。

もちろん、これだけで釣果が上るものではなく、大きさ、長さなどが関係してくるでしょうが、、、、

そのあたりは、また別のところで。

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