鯛のエサの食べ方

鯛のえさの食べ方をじっくりと見たわけではないですが、鯛の口の歯のつき方を見ると想像がつきますね。

上2対、下3対の犬歯、その後ろには臼歯が並びます。犬歯で、エサを固定し、臼歯で噛み潰すという食べ方でしょう。
実際、イワシをエサにしているときは、前当たりだけの場合、歯跡がついてあがってきたりします。タイラバでも、ネクタイ部分に噛み付きネクタイが伸びるような感触があり、その後本当たりになるようです。
この食べ方をヘタクソと称する人もありますし、賢いという人もあります。口先の犬歯でいったん噛みつき、臼歯で噛み潰してから口に入れるため、釣りをしていて苦労するわけです。このためエサを丸呑みするわけではないので、針が飲み込まれることはまれで、しかも、口の中は歯がしっかりと並んでいるので、口の中に針がかかっていることはまずないんですね。
ほとんどの場合が、唇に掛かっています。唇の皮一枚で上がってきて、水面から抜き上げようとしたり、すくったタモから取り出そうとしたときに、唇が破れて落ちてしまうことは良くあります。
唇は、柔らかく針掛かりしやすいのですが、結構丈夫なので、小さな針で、しっかりと針のふところ部分まで入っていれば以外に途中でばらすことは少ないです。逆に口の中に入ってしまっていると鯛の噛む力で針が折れてしまうことがあります。
また、口の中の粘膜に針が刺さっている場合は、深く食い込んでいることは少なく、鯛特有の引き込みの際に粘膜が破れて針が外れることが多いといわれます。実際、釣り上げた鯛をみると、口の中に針掛かりしたものが少ないことからもわかります。
鯛釣りの際にその特徴として、竿をたたくとか、頭振るとか、3段締めとか言われますね。これは、鯛がエサを加え強引に持ち込む引きであったり、巻き上げに対抗して持ち込もうとする魚体のひねりで、実際には頭を振っているわけではないようです。
釣人は、こうした魚とのやり取りが楽しいのです。

コメントは受け付けていません。